1984-04-05 第101回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
○山本(悟)政府委員 内廷費及び皇族費の内訳の問題でございますが、御案内のとおり、この点は宮廷費と違いまして、支出された限りは内廷費あるいは皇族費といたしまして国の公金ではない問題でございまして、いわゆる御内帯金の問題でございますので、個別の項目、何に幾らという個別の金額の公表は差し控えさせていただきたいと思います。
○山本(悟)政府委員 内廷費及び皇族費の内訳の問題でございますが、御案内のとおり、この点は宮廷費と違いまして、支出された限りは内廷費あるいは皇族費といたしまして国の公金ではない問題でございまして、いわゆる御内帯金の問題でございますので、個別の項目、何に幾らという個別の金額の公表は差し控えさせていただきたいと思います。
○田中国務大臣 篤と承りまして、私はまことに少額補助というような気がいたしますが、伝統工芸品とか伝統産業というふうなものの考え方が、指定を受けただけでレッテルが張られるということで、昔で言えば宮内庁御用達だとか宮中お買い上げというようなことで、御内帯金が絹何匹といったような光栄を感ずるだけというようなことでは今日の社会ではどうも通用しないような気がいたします。
○剱木国務大臣 学術振興会の成立過程でございますが、昭和六年でございますか、だいぶ古いことでございますが、日本の学術を振興する意味におきまして、その当時天皇の御内帯金ですか、これを受領いたしまして、そして財団法人を設立いたしまして日本の学術振興の中心的機関としていこうとしたわけでございます。
そういう状態でありましたが、御内帯金一万円の御下賜がありまして、また、伏見宮総裁殿下並びに高松宮妃殿下から五千円の御寄付がありまして、ただいまの巣鴨の地に病院を建てたのでありますが、これは戦災で焼けまして築地のほうに移っておりましたのが、最近二年半前にただいまのところに建築をしておるのであります。
そこで明治神宮の境内地は法律五十二号によりまして処分せられることでありますので、外苑につきましては、いまの内苑のほうの境内地もそうでありますが、時価の半額で譲渡するということになりましたが、内苑のほうは明治天皇御在世中にあそこは宮内庁の御料地でありまして、明治天皇の御内帯金でまかなわれておるものでありまして、永久に明治神宮に貸与するというお約束になっておりましたから、これは大部分、一部はそうでありませんが
その他地元に対しまする施設でございまするが、御料林経営時代には、御内帯金によりまして地元の協力にこたえて参られたといういきさつもあるのでございまするが、それと見合いまして、実は御料林時代には世襲財産としての私有林経営という関係が非常に強く現われておつたのでありますが、国有林になりますれば、国家事業として国家施設という考え方で地元施設を相当拡充いたしておりまするし、さらに今後も有機的な不可分の協力関係
その間帝室におかれては御内帯金を出されるというようなこともあつて、地元民に報ゆるの道も講ぜられて参つたような次第でございます。
さような関係で、その際四十万円ほどの御内帯金が社会事業に御下賜になりまして、それが保護事業の一つの進歩の気運になつたということを伺つております。
○国務大臣(廣川弘禪君) その点も我我十分注意しておるのでありますが、世間でいつでも指摘されることは、皇室の財産を引継いだいわゆる林野庁の元の財産でありますが、これが殆んど皇室の御内帯金その他を賄う上に重大な財源となつておつたように聞いておるのでありますが、ところが林野庁に入りまして、どうもそれが収入がないような恰好に出て来ておりますので、その方面は十分検討をさせまして、そうして成るべくこれはあなたの
それで光明寮が三カ所になつたのでは多いので、塩原をこれを廃止したらどうかというような御意見があるそうでございますがこの塩原の光明寮に関しましては、陛下から御内帯金までお出し下さいまして、失明者の施設のために非常に温い考慮が必要だという事実がございますので、私ども委員の一人といたしましては是非これは存続して頂くように御当局へ又御配慮を願いたいと思う次第でございます。
特來やはりこういつたような一定の豫算生活、國民の税金がこれに充てられるということになれば、宮内府においても從來のそういう御内帯金から賜わるというようなことは、或いは又國民の現金をただそれを途を通じて出したに過ぎないということは、意味がないと思う。